JAPANESE 60's編

THE GOLDEN CUPS ALBUM VOL.2
THE GOLDEN CUPS

さて1番目は「ゴールデンカップス第2集」です。
このアルバムは私の音楽観念を玉砕してくれた1枚です。それまで聞いていたのは洋楽ばかりで、「GSなんて音が軽すぎて興味ないね!しかも日本人だよ!」って感じの生活でしたが、ある時知り合いに連れて行かされたイベントでこのアルバムの1曲目が突然流れたのです。それは女の子のどよめきから始まり、「Hey The Golden Cups! キャー」で演奏がいきなり始まりました。しかも聞いた事のないアレンジの「SHOT GUN」です。JR.WALKERでもない、もちろんヴァニラ・ファッジでもないショットガンです!しかもなんだこれは?っていうぐらいカッコイイんです。そして間奏では突然ビートが変わりなんとメンバー紹介が始まります。その時初めてゴールデンカップスって、もしかしてあの?(日本人が演奏してるんだと気付きました)…。
でも、曲を聞き興奮して涙が出たのは、たぶんこの時が初めてだったと思います。あまりのも自分には影響が強く、この後私は洋楽と邦楽を半分づつ流すとても中途半端なDJに変わってしまいました…。

これがその中身のレコードなんですが、黒じゃなく赤なんです。しかもソノシートみたいなペラペラではなくちゃんと硬いレコード盤です。当時の初回プレス盤はジャケットは見開き2面仕様で、レコード盤の色は赤っていうのが多かったらしいです。もしかしてコレってプレミア付いてたりして。
このアルバムは他にもいい曲がたくさん入ってます。
弘田三枝子’70
弘田 三枝子

続いては弘田三枝子です。「人形の家」を歌って有名になった歌手です。タイトル通り70年発売のアルバムです。このアルバムはほとんどがカバー曲ばかりです。当時は全曲カバーだけっていうアルバムも普通に発売されていたそうですから、さすが、何でもありの60年代ですねぇ。
このアルバムの聞き所は1曲目の「アクエリアス」です。かなり色っぽく歌い上げちゃってます。もうひとつは6曲目の「西暦2525年」です。原曲はカントリー2人組セーガーとエバンス?だったような気がします。残念ながらオススメできるのは以上2曲のみです。ほかもいいんですけど、フツーな感じでインパクトはあんまり…です。

ジャケット(裏)がかわいかったので載せてみました。ただそれだけです…。
弘田三枝子にはもうひとつお気に入りアルバムがあって、タイトルがズバリ「ミコ R&Bを歌う」です。タイトルだけでそそられます。しかもバックバンドが幻のザ・モージョです。もちろん全曲カバーのみです。弘田三枝子の「トゥインキー・リー」と「サニー」は聞く価値アリかも?

TOPにもどる