ビオトープとは
最近よく耳にする「ビオトープ=bio top」という言葉。言葉の意味は bio=生物、生き物 top=住むところ、生活空間という意味です。だからといって森林や河川を指してあれはビオトープだ!なんていっても意味が違います。ビオトープは人間が生活する場所でという大前提がありますので、人間が作った自然に動物達が集まる空間。もしくは生態系を意識して人間が作った自然と考えた方が良いでしょう。大規模な例では、コンクリートで覆われた川を土でできた自然の川に作り直したり、住宅街の一角に動物たちが住める環境を作ったりなどいろいろな例があります。また、学校では生態系を考えた庭づくりが最近増えていますが、これもビオトープと言えるでしょう。生態系や環境教育を考える上ではとてもいい材料ではないかと思います。小さな規模では、ベランダや庭先などに小さな水辺を再現し、メダカを飼っている事も環境保全とは言わないが、私はビオトープだと思っています。
ここでは昨年私が作った小さなビオトープを紹介します。生態系の維持などを考えるとこれは別物になりますのでご理解お願いします。ただ、水辺や昔の風景を大事に思いながら作ったのでこれもビオトープではないでしょうか。