はじめに

 アクアリウムのページを作成するにあたって(あたってなんて言うほどのページは作ろうとは思ってないけど…)、はて?自分はいったいいつからこんなに大量の水に囲まれて生活してるんだ?きっかけは何なんだ?って。
 いろんなアクアリストのHPを見ていると皆さんずるずる&猛スピードでハマってるみたいで(自分もおそらくそのひとりでしょう…)、「私はこうしてハマりました」なんていうページを見ていると、わかる!わかるよ〜君!って感じで楽しく見てます。マメな方は水槽を買ってからどれくらい金額を使ったかなんかも載せてて、見てみると面白いように見事な倍々ゲームです(笑)初めは うまくいかない→いろいろ買う&試す→金額が大きくなる そしてうまくいってくると 水槽を増やす→うまくいく→水槽が大きくなる→金額が大きくなる この繰り返しです。これも皆さん心当たりがあるハズです。
 あと自分が興味を持っているのは「私はこんな失敗しました」ページです。こんな失敗は自分しかした事ないだろうって思っていた事も必ず仲間?がいて、HPを読み終える頃にはなぜか変な親近感が芽生えてきて、この人は自分の失敗をもさらけ出してなんていい人なんだ〜なんて勝手に思ったりして楽しんでます。
 なんだか話がソレてしまいましたが、こんな感じの話をダラダラ書いていきますので、おヒマな方は読んでみて下さい。しかもこのページにはあまり参考になる部分はないと思われますので、読まれる方は覚悟してお進み下さい。(文章がとてもヘタですので覚悟して下さい)


きっかけは?

 私は4年前に東京から東北地方の実家に戻ってきました。それまでは緑とはとても無縁の生活を送っていて、音楽が大好きで(←DJも少々)スクーター(ランブレッタTV200)を乗り回し、愛緑スピリッツは全くゼロな生活でした。そんなのが山形(もう言っちゃいますケド…)に帰ってきたら、わかります?羽を取られたみたいになっちゃって…。完全な逆ホームシックでした。
 そんな時に家にある庭でもキレイにしようかな〜と思って母の庭の手伝いを始めました。家の母は洋風の花がとても好きで、庭はバラだらけでした。しばらく庭の草むしり等を手伝っていたんですが、やっぱり自分の花もほしいなぁと思い始め、近所の花屋に花を買いに行きました。迷ってようやく3個ぐらい買ってウキウキして戻ってくると、「なんで草なんか買ってくるの?」と家族から非難されて、初めて気づいたんですが、私は花より草が好きだったのです。手元の名札を見てみると「ギボウシ」「ヒメトクサ」「雪割草」ん〜たしかに草だって思いました。私はこの小さくとても可憐な葉っぱや花が好きで買ったんですが、もちろん庭の番人には受け入れてもらえず、端っこの3段ぐらいある棚を指さされ「ここだったら置いていいわよ」「他は庭のイメージが崩れるからやめてちょうだい!」ですって…。ここから私と母の陣取り合戦が勃発です。(西暦1999年)買って来ては相手の鉢をずらし、またずらされ、こんな戦いをしばらく続けていました。家の庭は田舎なのになぜか狭いっていうのが原因なんですけど…。
 そんな園芸のイロハを教えてくれた母なんですが1年半ほど前に54歳という若さで他界しました。それで今は敬意を表して洋風ガーデンで落ち着いてます。(他に場所が見つかったせいもありますが)


水もの

 そんな風に庭の取り合いをしている中、季節は夏直前を迎えました。知っているかどうか解りませんが、本県の夏はとても暑い!しかも蒸し暑いんです。日本の最高気温は本県のたしか43度です!こんな夏をただ過ごすのではおもしろくないので、何か涼しくなる方法は無いだろうか?と探していると、何かの特集で「夏に涼を楽しむ方法」というぴったりの題材がありました。読んでみるとそこには水鉢などに葉っぱを浮かべたり、睡蓮を育てたりしている写真があり、私はこれだっっ!と思いさっそく直径20センチぐらいの水鉢を買ってきて、そこにフトイとウォーターレタス(だったような)を入れました。これがなんとも涼しげで良いものでした。
 それと同時期に私の部屋がひとつ増えて2部屋使えるようになったのです。そこで2つの部屋をイメージで分けるようにしました。ひとつは音楽とパソコンルームでコテコテ無機質洋風部屋と、もうひとつは寝室ルームで落ち着き和風部屋です。そこでこの和風の部屋にも水ものがほしいと思い、生け花用の鉢に水を入れ、そこに同じように葉っぱを浮かべました。これもなんとも良い感じです!ここからが底なし沼のように泥沼化現象に陥るのです…。外の鉢は睡蓮、蓮、その他の水生植物。中の鉢は金魚鉢から30センチ水槽、そして60センチ→水槽の本数が増え→90センチ水槽となる訳です。ここからの奮闘記は室内アクアリウム編と屋外水生植物編に分けてお話していきます。


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